瀬戸市旧蔵所交番解体再建築

02.南東外観

市民に親しまれ愛され続けてきた、この堂宮造りの交番は瀬戸市が進める市域全体を美術館・博物館にみたて、まち全体が演出空間を創造してゆく 「まるっとミュージアム」の起点となり、おとずれる人たちを「おもてなしの心」で道案内する器に生まれ変わった。既存の建物は外観上の特徴だけではなく、伝統的な 木軸架構小屋組のおもしろさ、複雑さを持っていたため、建替えにあたってはこの小屋組みをあらわし、先人達が築き上げてきた匠の叡智を感じてもらうことを意図した。